竹薮焼けた このビデオ作品のタイトルは、前から読んでも後ろから読んでも同音のいわゆる回文となっています。皆さんを一風変わった竹薮の探検へとお連れします。円を描くカメラの動き、様々なビデオ効果、最小限にとどめたサウンドトラックにより、催眠術にかけられたような感覚を覚え、見る人の考えや記憶を呼び起こします。瞑想のように、映像と音の内容に意識を集中する必要があるかもしれません。
作品を見ている間も、タイトルの意味は素朴な疑問として常に漂っています。竹薮はいつ、なぜ焼けたのか?これは独自の法則に基づいた単に異なる現実なのだろうか?調和と暗闇が混ざり、人生は幾重にも重なった層のようになります。私たちは目的に向かってまっすぐに歩いているつもりですが、いつのまにか初めに回り戻ってしまいます。実はすべてが終わるのは、回文のように出発地点なのです。 |